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YJ版 201話 最終話
2015.1.22
完全にネタバレですよ!気をつけて!
大丈夫な方のみ読んで下さい。
コミックス収録加筆前分
【今回のあおり文句】
至極の“嘘つきゲーム”ここに堂々の完結!!
【感想】
最終話を読んだら、がっかりして、
もう二度とLGを読み返せなくなったら
どうしよう…って
怖くて怖くて仕方無かったのですが、
読んで良かった!!!
総括的な感想は、良かった!!です!!
ほ。
★LGの正体
元々そこには興味がなかったので、
取ってつけたものになりそうとか、
どうでもよい感じになりそうとか
そういう心配をしていましたが、
結果は意外性もあり、作品のテーマとしても
馴染みました。
ドキュメンタリー映画ってのは
私が予想の一つにあげていたので、
最初は当たった?!ってドキッとしましたが、
金儲けのためじゃなくて正義のため
だったのですね。
で、ラブレーさんの正体(笑)
私、一瞬パパかなと思ってたんですよね〜。
えらいヨコヤを贔屓してんなあって。
でもお利口そうじゃなかったし…。
まさか、あんなダンディなドンのような人が…。
あんな軽いラブレーだったとは…。
実は密かにヨコヤパパ×秋山もアリと
思っていたのだけど、やっぱり無し無し!
パパは思ったより分かりやすいお人なんですね。
フォルリと並ぶ面白仮面でしたけど…。
「そうだそうだヨコヤの言うとおりだ」
とかさ。
かなりの息子贔屓ですがな。
本当に息子ラブなパパだったんだ。
ヨコヤさん、幸せそうだな。
工事現場で働くガテン系のおじさん…
ああいうのが、レロニラさんだったら…。
イメージが違うよう。
フォルリって18年前のLG当時で
18才と仮定したら、今は36才くらいか…?
一つ腑に落ちない事があります。
それは代理参加制度。
秋山さんやヨコヤさんやフクナガさんなど
代理参加の人物はLG原典に
登場しないキャラクターって事だよね。
せっかく原典に近いキャラクターをセッティングしても
代理参加のせいで、LG原典から
離れていっちゃわないかな?
それとも、その代理参加さえ
仕組まれた事だったのでしょうか。
だとすると、レロニラさんは旧LGでは
秋山さんの役だったって事かな。
神崎さんは、原典に似たキャラがいたって事か。
正直者の18才の女子。
原典のこの子も前科者に助けを求めて…とか
そういうストーリーだったわけ??
まあ、スタートを同じにして後はどうなるか
知りたかったわけなので、まあ、この辺の
矛盾はいいか。
アーチアさん、もうちょっと秋山神崎ペアの事
褒めてほしかったな。
「あなたたちが居たから良い結果になった」とか何とか。
★ヨコヤさん
ヨコヤさん、負けを知ってネオヨコヤに!!
おめでとう!
パパ=ラブレーとすると。
あれ?そうなるとオークションで
「いいぞもっとやれ!」の意味が…。
息子、女子を手に入れろ!頑張れ!って事だったのか…。
親公認…(笑)
しかも、神崎さんの「このファザコン野郎が」攻撃を
どんな思いで見ていたのか…
泣いていたかもね。
私、ヨコヤパパが息子に許嫁話を持ってくる
っていうネタをアップし忘れていました。
ヨコヤパパがラブレーポジションに来るなら
早く描いとけばよかったな。
(いや、まだ何とか設定を変えればいけるな。)
(近々描きます)
パパ公認の女性と出会えたし、
散り際も褒められたし、
親越えを果たしたようだし、
ヨコヤさんはかっこよくなったような気がします。
良かったね。ヨコヤさん。
神崎さんも、かなりデレていたので、
正直私がヨコナオ派なら
カプ成立をプッシュできる状況です…。
しないけどね。
ヨコヤ→神崎でよろしい。
いや違う。
秋山←ヨコヤ→神崎だったよ。
【追記】
よく考えたらヨコヤ家で父と子が囲む食卓が最もライアーゲームだったという…(笑)
直前の敗者復活なんて、ヨコヤの会場のディーラーはラブレーさんなんだぜv
【追記終わり】
★フクナガさんと女子会
やった!
お友達になったのね。
ニコニコする神崎さんと、渋い顔を
しながらもフォローしていくフクナガさんが
見えます!!
良いコンビです!
ここに秋山さんも来るかと思ったけど、
その辺はさすがに、直ちゃんも考えたのかしら。
3人で会うのはややこしい!と!
フクナガさんの片恋はどうなったのやら。
アカギさんにも会いたかったな。
秋山さんの男子会も見たかったな。
あああ。秋山さん…。
★秋山さん
あああああ、本題の秋山さん!!
影うす…。
神崎さんと会話しろーーーーーーっ!
ハグは?壁ドンは?キスは?
握手すらも…無かった…
ふふふ。
これくらいはイケたんじゃ…という一抹の…。
でもその代わり、
メールとか電話が
復活していた!!!!!
やったーーーー!!!
嬉しいわ。
しかも、秋山さんパカパカ携帯じゃなくて、
ちゃんとスマホになってる!!
ウチも設定変更せねばなりません。
で、どこにいるの?
自宅??にしては細長いテーブル。
何か設備がありますっぽいのだけど。
フクナガさんが「まだ連絡取り合ってたんだ」
の台詞からすると、LGで知り合った人とは
連絡を取らないのが基本って感じですね。
一応秋山さんと神崎さんには
特別感があるようですね。
何か今更そんなレベルか、と
思わなくもないですが、まあ。
良かったわ。
とりあえず交流があって。
サラりと。
お付き合いしてるような仲では無さそうなので、
何だかむずがゆいですが。
じゃあ、何なんだ?という。
もう少しだけ台詞で押しが欲しかったな。
「メールは毎日してますよ、オヤスミとか」とかサラッと。
コマの隅でいいからサラッと
付け足しておいてくらたら
もう少しだけ靄が晴れたのにな。
そんで、秋山さんが「メールくれた」って。
彼は朴念仁そうに見えて、結構マメな性格だったのかもしれぬ。
実は秋山さんの方では神崎を受け入れる
体制が整っていて、後は神崎さん次第って
状態なのかしら。
それとも、縁を切るとか繋ぐとか、全く
何にも考えてないのでしょうか?
でもこの世はライアーゲームなので、
引き続き神崎秋山ペアで、手を取り合って
生きていただけると思います。
秋山さん…。
交友関係とか仕事とか依然として心配だ。
根本的に人間に対する希望は取り戻したと
思うけど…。
これを機にちょっとは世界を広げていくのかな。
例えば飲み会とか、依然は全部断っていたけど、時々は
参加してみたりするのかな?(妄想)
正社員を目指したり。
どうなん?
徐々に世界を広げていく秋山さんを見て
最初は喜ぶ神崎さんだけど、
置いて行かれる気がして不安になったりとか、
しないかな。
あの人達には信頼とか絆とかあるけど、
恋のスパイスであるヤキモチが足りてない(-"-)
あと、周りの冷やかしも足りてないぞ!
秋山さん。綺麗な目。
私これまでカプ萌えはあったけど、
秋山さんはカプ萌えとは別に本当に
好きなんですよ…。
だから、もしどうしても秋山さんが選ぶというなら
神崎さんでなくてもいいよ、許すよ。
くらいの気持ちがあります。
とにかく幸せになってほしいんだよ。
もう秋山さんに会えなくなるのか〜…。
それが本当に傷心。失恋。
もちろん秋直萌え&神崎さんというキャラも
大事ですけどね。
そして秋山さんは神崎さん以外を
選ぶとは思えないんですけどね。
神崎さんは天然ボケながら、芯が強いとこが好き。
人との間に入って調整しつつ清濁あわせて理解している
懐の広さが好きなの。
神崎さんへの気持ちは漢惚れなのよ。
多分フクナガさんの神崎さんを思う気持ちも
そんな感じじゃないかな。
★エンディング
バッドエンドってわけでもないけど、
この終わりは賛否両論かな。
私はこれはこれでアリだと思う派です。
が、否定派の意見もよく分かると思う。
LGって読者に委ねる割合が多いので…。
一瞬続くのか!!?と思ったけど、違うよね。
敢えて不気味さを残すためのエンディングだよね。
レッチリが歌ったデスnoトの主題歌みたいな
ロックを脳内で流してみたら
このエンドがストンと心に落ち着きました。
個人的には某ブログで教えていただいた
「Unhurt」が流れました。
LGのエンディングにはぴったり!
秋山曲ですね!!
(一言もご挨拶もしていないのに
勝手に話題にしてしまって…。すみません)
しかししかし。
この雰囲気からしたら神崎さん暗殺とか
されそうで怖いですが…。
闇の組織が恐れているという人との信頼の絆は
明らかに神崎さんがキーマンですよね。
この分ではアーチアさんは既に暗殺されてそうです…。
元のビデオとか完全に廃棄してんのかな。
情報が漏れたら怖いわ。
よく考えたら最も危険に晒されているのはこの男かもしれない…。
最終回を読むことを漠然と恐れていたけれど、私的にはかなり
すっきりした最終回でした。
【追記】
この流れで読むとアーチアさんが暗殺されてたとしてもスッキリしてる私って…。
まあ、アーチアさんに情は無いけどさ。
バッドエンドでは無いと思ったけど、受け取り方によっては物凄くバッドエンドなのかも。
やっぱり後日談の後日談があるべきでしたかねえ。
秋山さんと神崎さんで、再度語らうべきでしたよね。
私はこういう漠然とした権力との戦いっていうものは、個人個人の気持ちをしっかり持つ事で戦いになると思うので、(まあ、要は新聞読みましょうとか選挙に参加しましょうとか、政策が本当にいいのか疑問を持ちましょうとか、そういう瑣末で様々な事です。)特に深い闇との新たな戦いって考えもしなかったのですが…。
要は世の中を生きて行く姿勢を問う、的な事だと勝手に了解していました。
老成した思考回路なのかも…。
よく考えたら、主人公二人が閉塞感を出して終わるのは結構な衝撃ですね。
本当に続編が無いなら、その辺も神崎さんと秋山さんで再確認して、希望あるコマで終わる方が納得できたかもしれませんね。
【追記終わり】
★キャラクター達の会話
ここだけは…。
ここだけは…。
もう少し踏み込んでほしかったな〜!!
って思いがあります。
主に秋直ですが。
これは作品に対しての感想とは
全く別に!
個人的趣味で!
各キャラクターの設定は、しっかりしているのに
使いきれていない〜〜〜〜〜!!
もったいない!!!
二次創作じゃないんだから…という意見も
踏まえたうえで、足りてないと断言してしまおう!!
もっと、キャラクターを動かして!
喋らせて!!
必要最低限の会話なんて寂しすぎる!!
各自が纏う雰囲気はしっかり出来上がっているのに!!
こんなに描き分けが上手な作家さんなのに!!
今回のフクナガ&神崎&秋山の会話とかが
私的には最低レベルくらいの気持ちです。
もっとLG本編でこのレベル程度は
随所に挿入してほしかったな。
椅子取り以降はキャラクター間の会話が
省かれる事が増えたように思います。
これは何故かと言うと、多分
仮面達の出番が増えたからなんですよね〜。
本来キャラ同士で語らう場面も
仮面が解説して、謎解きをしてしまうので。
キャラクターがゲーム活動専門になって
しまった感があります。
緊張と緩和のウチの緊張をプレイヤーが
緩和を仮面が作業分担してしまった…。
仮面のキャラも立っていて、楽しめたのですが、
引き換えにプレイヤー同士の交流が描かれなくなったのは、
本当に残念だなと思います。
最終戦でプレイヤーを信じる下りでは
ゲームの結果そのものに直結する要素だったので…。
このあたりは、本当に省略なしにしてほしかった…。
他愛ない会話でよかったんだけどな。
「もし俺たちが勝ったら、負けたやつどうなるんだ」
「知るか!自分の事で精いっぱいなんだよ」
「でも…」
---とか、
ちょっとした葛藤が見たかったな。
秋直も「皆さん迷っています。」とか
「私信じたいです」とか。
ちょっとした会話の端々に、報告し合っている
姿とか見たかったなあ。
今まではキャラ萌えや息抜きとして
会話を欲していたので諦めもあったけど、
あの膠着だけは、展開と私の萌えが
両立する状況だっただけに…。
惜しい…
あと、心理学の設定なのですが。
私、秋山さんが心理学に詳しいのではなくて、神崎さんが大学で勉強してるとかでも面白かったなと思ったりもしています。
秋山さんの策を神崎さんが心理学的見地から解説するとか。
まあ、それはどっちでもいいのですけどね。
★今後の動き
次の19巻がラストだと、神がおっしゃっていました。
11話入るので、描き下ろしとか19巻には絶対無いと思います。
希望が一つずつ消えていく…。
ルーツの2はまだなので、文庫版に入るのかもしれませんね。
もし文庫版に描き下ろしの秋山神崎漫画だとか、設定解説とか入るなら絶対買う。
絶対売上が上がるよ!!!
ラフ案とか、そんなLGの裏ネタでいいんだ。
没原稿とか…。
期待はせずに心を静めて待とう。
はあ。
寂しいなあ。
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